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思いついたことを思いつくままに書いたものなので読みにくいこと請け合いです。


(要約)AKB商法を世に広めよ!


1:はじめに
今や音楽・動画・電子コミック・ゲーム・CGイラストといったデジタルコンテンツはわざわざお金を払わずともWinnyやYoutubeなどを使えば誰でも簡単にタダで入手できてしまう。もちろん、それらの多くは版権元に無許可で行われている。そのため、その多くは著作権法に違反しているということを念頭に置かなくてはならない。
とはいえ、大概のデジタルコンテンツのコピーは素人ですら簡単に行えてしまうように、IT技術の革新に伴うデジタルコンテンツの製品としての価値やコ ストは常に大幅に低下し続けている。だとしたら、むしろデジタルコンテンツは無料で入手するべきものであり、むしろ著作権法に則って正規に音楽 や映像を買うことの方が時代に合わなくなってきていると考えた方が適切なのではないだろうか。
今までの社会のなかでは消費構造の変化は、単純に物を消費していく「大量消費社会」から消費する物を自らの価値基準を元に選別する「記号消費社会」へと 変化してきた。その変化はそのまま近代社会から現代社会への変容に直結している。しかし、そもそも無料で消費行動自体が不可能なデジタルコンテンツが出現し始めたことで、もしかしたらそれまでの「消費」行動からもっと別の社会的活動への推移が行われている可能性は無視できなくなっているのではないだろうか。
本稿ではそうした”無料のデジタルコンテンツ”が社会の中、特に経済活動での今後の在り方について提言するものである。

2:AKB商法の特異性
デジタルコンテンツの売り上げは軒並み低下している。それに反して現代の音楽業界で、とんでもない売り上げを達成しているアイドルグループがある。それがAKB48である。このグループは別に著作権に特別厳しいわけではなく、YouTubeなどでは公式PVを投稿することすら行っている。
この売り上げを記録する要因となっているの は、いわゆるAKB商法というライブへの参加や人気投票を行うための権利がCDを購入すると付いてくるという、ファンの心理を巧みに利用して購入意欲を煽り、売り上げを伸ばすという方法である。よくよく批判の槍玉に上げられている商法だ が、私はこの商法こそが現代社会における新しい消費行動になるものだと思っている。
なぜなら、この商法による商品はCDではなく間違いなくAKB48のメンバーとなっているためだ。彼女達が歌う歌や映像などのモノが消費対象なのではなく、しれら消費する対象に関心を向けさせるための媒体でしかなく、むしろ彼女達自身・・・つまりヒトが消費対象となっているのである。

3:人間消費社会
以上のことから、私がはデジタルコンテンツのみであれば無料で入手できる社会では正規にコミック・DVD・CDを購入するいるということはその制作者や活動をしている人達にを応援するために人々が消費活動を行うという社会構造が形成されていると考える。それはつまり「あの音楽や映像、この漫画やアニメが好き!」という記号に対する個々人の好みを表現するために商品を購入するのである。結果的に消費者の目的はコンテンツではなく間接的にであれ製作者に向かっていることになるのである。
「面白いコンテンツを作っている会社やグループ、個人は認められなくてはならない。世間に 認めさせたい」という消費者の親心にも似た贔屓感情が消費意欲を刺激させることになっているのである。このことはインターネットが普及し、ツイッターやブログなどが使われることによって制作者と消費者の距離が近くなったこととも無関係ではないだろう。生産者はこの結果、誰よりも道徳的でカリスマ性のある態度が求められるようになっているとも考えられる。

4:デジタルコンテンツを完全に無料化せよ
AKB商法からして批判は根強いが、私はもっと極端にそうした商法が出てくれば良いと考えている。つまり私が今回提言したいのは「デジタルコンテンツ自体 は無料、それが好きという表明をする権利は有料」という経済構造を作り上げることである。例を挙げればよくよく搾取だと批判されるゲームのダウンロードコンテ ンツなどがそれに近い。あれらが批判の対象となるのはゲーム単体を購入させておいて、その上でちまちまとお金を搾り取るからである。ならばゲーム単体はむしろ0円でばらまいて、DLCに課金してしまえば良い。SNSのゲームでよく使われる手法であるフリーミアム戦術というもので、わたしは今後は着実にこちらが主流になっていくと予想している。
また、その上でより厳密で盛大な消費者が参加出来るランキングイベントを作り上げるべきである。限定的な条件を満たすことによって一票分の権利を獲得できるなどの制限を付けられれば、デジタルコンテンツを媒介として消費者の消費意欲を煽ることは十分に可能であるに違いない。

5:二次創作を経済に活かす
上で述べた提言を推す理由はもう一つある。
それは漫画やアニメの二次創作という現在ネット上では著作権法に完全に違反しているファン同士による交流である。これの最大の問題点は原作者が苦労して生み出した何かが勝手に使われることで、原作者に一切経済的な還元が行われていない所にある。
では、当の二 次創作者達はそうした原作者が大嫌いで原作者を踏みにじる行為をしているかというと、そうではない。実際には原作者の生み出したキャラクターが好きで好きで たまらないから、それをより身近に置きたいために二次創作の活動を行っているはずである。そのため、二次創作者の多くは自分たちの活動によって自分たちの創作元の人が世の中で評価されるようなシステムがあれば、活用したいと考えるのではないだろうか。
現在、正規で版権に資金を支払って許可を貰い、創作活動を行うことは極めて難しい。必要となる労力と時間と資金はとんでもないこととなる。とてもじゃないが、正規で二次創作を行うなんて事はほとんどの一般人には到底不可能なのである。そのため多くの二次創作者はグレーゾーンを隠れ蓑にすることでなんとか活動を続けているのが大半なのである。
そうでなくて、二次創作が原作者に還元できるようなガイドラインを作り上げれば、互いにとってものすごく健全で有益な関係を気付くことが出来る。そのためには著作者には著作権の価値を0にするという役割の転換が必要である。そうすることで複雑な著作管理を白紙にし、その上で二次創作者に課金するシステムの構築が望まれる。またその還元の度合を人気投票のような形で行うことによって、経済のなかに良好な関係を作り上げることができるのではないだろうか。

6:まとめ
以上、書き殴ってみました。要点は「大衆の持つ”好き”という感情を経済に昇華させたい」ということ。自分の好きなモノが世間で評価されたら嬉しいですからね。それで好きなモノやヒトが経済的に正当な恩恵を得られるなら尚更のこと。まぁ中には少数派ゆえに好きという方々だっていますから実現は難しいでしょうが。
少なくとも、今の正式には認められない(?)の二次創作や、頑張った人や集団が正当に評価されずらい社会環境に私ははっきりと異議を唱えます。

以上、長文失礼しました。すっきりした~
思いついたことをそのまま文章にしただけなので、色々と裏付けとかはまだ足りていない状態です。
就活生のすることじゃあないよね(笑)
大体、KAB48なんて全然しr(ry
でも、昨日の説明会中にもやもやが取れず話に集中できなかったので、ここにはき出させてください。

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