TALES OF XILLIAのクリア感想です。
システム、シナリオ、キャラクターなど全体を通して、現時点で抱いている感想を
賛否関係なく遠慮無くそのまま載せます。
クリアまでの総プレイ時間 :37:30:00
※注意
ネタバレに対する配慮は一切していません。
ゲームクリア後に閲覧することをオススメします。
システム、シナリオ、キャラクターなど全体を通して、現時点で抱いている感想を
賛否関係なく遠慮無くそのまま載せます。
クリアまでの総プレイ時間 :37:30:00
※注意
ネタバレに対する配慮は一切していません。
ゲームクリア後に閲覧することをオススメします。
1:ストーリー ★★★☆☆
a.第一部 王都イル・ファン~ル・ロンドまで
ゲーム開始と同時にコンフィグ→アニメーションという流れに戸惑いつつも、アニメーションの出来に思わず感嘆の声を上げてしまいました。ゲーム前半はミラのペースでぐんぐん進んでいく感じが良かったかと。
あんなにテンポ良く次へ進もうとする主人公は珍しいですよね。大抵なにかしらの事件に巻き込まれる。特に長髪黒髪のそこのあなた。
カラハ・シャールではクレインの最期がどのようなものだったのかが気がかりかなー。これはジュード編で明らかになると思います。こちらではビー玉の由来がわかりますね。お買い物に付き合わされるミラが面白かった。アルヴィンはもう裏切るのかとびっくりしました。序章に過ぎませんでしたが。
要塞後のミラの足が動かなくなるという展開は正直かなり衝撃的なものでした。うまくPVではうまく隠してたんですね。それでも進もうとするミラには脱帽です。
足を治そうとジュードと馬に乗ったミラが旅だったあと、割とシリアスなシーンだったのにおしりのせいで大変なシーンへと早変わりしましたね(笑) 家の中で一人「えー」ってなってました。
そのあとのイバルとの小競り合い。集中回避したあとのイバルの挙動がギャグ過ぎです。
b.第二部 ル・ロンド海停~アルクノア出現まで
闘技場にてアルクノアの話。ガイアスの登場。またしても裏切るアルヴィン。ティポの秘密。ナハさん。そして戦争へ。展開が早くてストーリーが面白く感じる中盤の山場。
劇中ムービーのクオリティがガチでやばかったです。あれはすごい。是非ともまたみたいです。
黒筺は問答無用で破壊するミラのスタンスはこのあたりでは特に疑問に思うものではなかったですね。もう少し早く説明しておいて欲しかったかなとは思いますが。
ティポの秘密に関するイベントではアルヴィンの行動が興味深かったかな。あとティポのデータ奪い返すことはもう少しやって欲しかったかと思いました。そのあとのグレエリーゼはかわいい。
あと戦争イベントはなかなかに熱かったです。雑魚やボスとの連戦にガイアスと、あれで燃えなかったら嘘です。
最期のアルクノアの襲来。やっぱり星喰みよりも異世界の生命体よりも異世界の人間が一番怖いと感じるかも。ガイアスの剣舞は必見です。
c.第三部 ミラの目覚め~マクスウェル撃破まで
この辺からミラの様子が変わってきますね。失敗したり戸惑ったりするとことは新鮮でしたし、良い描写だなと思いました。ジュードと合流してみるとちゃっかり精霊と契約してるって(笑) ミュゼはミラ編だとあまりに唐突に仲間になってくるので違和感がばりばりでしたね。まずどうやって出会ったのかもわからないですし。
ジラルドの撃破と精霊セルシウスの撃破。かなり楽しかった。ショートチャットを使ったマップ内の敵出現変更がそれっぽくて良かった。そのあとの、ジュードを失望させたくないというミラの自殺、精霊界への突入。
精霊界はジュード編だとまず来れないかな?ここでしか戦えない敵が多い上に多分戻れない?急ぎ気味で突破してしまったので、結構後悔している部分があります。
マクスウェル戦直前、なぜあそこにジュード達がいるのかというのは気になりました。あとシェルの話全般。
ちょっと置いてけぼりを喰らっている気分です。
あ、それとエターナルソードキター。空間と時間の剣と来たらまず間違いないでしょう。実際に名はない剣だとは思いますが、それでもなかなか良い展開を考えるものだと思いましたねー
d.第四部 エレンピオス到着~EDまで
さて、問題の第四部。それまでの面白いストーリーから説明不足によりちょっと納得のいかない部分が出て来ます。
エレンピオスの街で繰り広げられる住人達の会話がすごく痛い。耳に痛い。まんま今の日本に被せてきてるねー。エネルギーがより残酷なものに代わってるけど、考えさせられるものはあると思う。
ミラの知らないところでアグリアとプレザが死亡してる?アルヴィンとレイアの仲が悪くなってる?多分ミラのいない間に結構多くのイベントが行われていたように思います。それでもってジュードの急激な成長。ミラが引っ張られていく側に。ミラ編では語られていないことがあまりに多く、色々と驚かされることに。
ジュードとミラの黒筺に対する主張の変化はなぜ?黒筺を破壊しきることは不可能というジュードの考えはわからなくもないですが、そうした結論がどこから出てくるのかは詳しくはわからかった。ミラの場合護るべき対象がリーゼ・マクシア人だけでなくエレンピオス人まで含まれるようになったから、単純に黒筺を排斥する考えが失せたのかなと思ったので納得いきましたけど。やっぱりそれでもちょっと説明不足かなと。
オリ“ジン”の可能性、言葉のあやかけが面白いです。ザピィ・・・?
最終決戦前夜は絵師組+主人公組な感じ。どれも印象深い会話だと思います。エリーゼに何があったかすごくきになりますが。
そしてラスボス。演出が・・・・(汗)もう少しどうにか出来なかったのかなと思ってしまう。
ラスボス戦は小細工なしの真剣勝負だから楽しいと思うのだけどねー。VP2のラスボスみたく主人公しかまともにダメージ与えられないとか、ストーリーとしてはともかくゲームとしてはどうなのよと思う人間の主張。
バトル自体はやりごたえあったけれど、ミュゼのしつこさが少々アレでした。
あと恒例の主題歌アレンジはどこ?
e.ストーリー総評
ゲーム中盤から第三部までのストーリーは個人的に歴代でも屈指の展開だったかと思います。
ただ最期の方の展開とラスボスがいかんせん・・・あの人風格だけは立派にラスボス張れるけど、人格者過ぎてラスボス張るには何か足りない。後半はマクスウェルの真意やミュゼの行動、ガイアス周辺や黒筺についての説明不足が目立つため、最初にミラを選ぶのはあまりオススメできないかもしれません。ED直前で置き去りにされてる感じを味わうよりかはジュード編の補完としてやっとほうが楽しめるかもしれませんね。
あとは、シリーズ恒例の要素が少し足りてなかったかな。ジュード編であるのかな。重要な意味を持つ一騎打ちイベント。主題歌アレンジ。
2:キャラクター ★★★★★
a.ミラ・マクスウェル
キャラ:
初の精霊キャラ&金髪の女剣士がパーティインというがお初づくしで興味たっぷりでした。
人間の感覚に近くなってしまったり、四大を失ったり、身体が動かなくなってしまったりしてもすさまじい意志で前半はストーリーを引っ張っていく存在でしたのでかっこよかったです。特に要塞に連行されたときの一連のイベントは精霊という異質さと意志の力が存分に現れていたためお気に入りです。まさか一人特攻するとはおもわなんだ。マクスウェルなのに、四大の力を失っただけで人間と同等になってしまったり妙に過去の知識に偏りがあるところに違和感を感じていましたが、そこのところは正体を知って納得。
自身が人間に近い感情になっていくことを自覚し始める中盤以降の描写が細かく、特に違和感や矛盾を後半に抱え込むようになる描写は秀逸でした。これはミラ編でないとわからない部分かな。
あとは妙なとこで天然を発揮したり、腹ぺこキャラを地でいったりと自分が好きになれる要素はたくさんあったかなと。サブイベント関係で子供姿のミラとか見てみたかったかなと思いました。
性能:
適当にぶっぱしてればなんとかなる程度に協力な術技に恵まれているあたりはやはり主人公かと。四大まで扱えるようになると技の割り振りに悩みますね。固有能力の魔技はシュートカットではうまく使い分けできないため×ボタン配置にしてあります。想像するだけでいろんなことができそうなので、今後に期待です。
TPがすぐになくなってしまうのはお約束(自分だけ?)
b.ジュード・マティス
キャラ:
一応事前にOPが流れるとこまでジュード編もプレイしていたので流れはわかりますが、最初の登場の仕方がかなり唐突(笑)
もう片方の主人公ということで、結構離脱する印象が強いかな。傭兵さんには敵いませんが。前半はかなり影が薄かったかな。エリーゼが加入したあたりから主張したいこと(おせっかい)が見え始めてきました。
何かと頬を染めることが多かったなとか余計なことばかり覚えてしまっている。何か思い詰めてたかと思うと、そのあとには何かしら提案を入れてくるあたりの心境の変化は是非プレイして知りたい。レイア加入周辺のイベント、特にイバル戦はジュード操作をこちらでもすることになるとは思っていなかったので意外だった。
マクスウェル戦後から急激に印象が変わってミラを逆に引っ張っていく感じになったあたりが一番気になります。そのあとのチャットでぽろっと話に出たけどなにやら凄いことになっていそうな印象を受けました。
性能:
楽しい。とにかく楽しいです。集中回避がうまく決まるとこれがなかなかに爽快。色んな相手に試したくなります。ただ、乱戦時たまに見失う。あと輪舞旋風がかなり強性能で驚いた。良かったねセネル(?)お気に入りの共鳴術技は飛天翔星駆と絶風刃かな。
c.アルヴィン
キャラ:
発売前から色々と言われていましたけど、なかなか予想通りで面白かったです。ローエンに大人になりきっていない子供と評されたのには思わず笑ってしまった。あと歴代ダントツの裏切り回数。ネタキャラとしての需要はもう十分ですね。とりあえず子供を側におくと悪影響がすごそうです。頑張れエリーゼ。
王都イル・ファンから最初の乗船の疾走感が良い。ヴェスペリアの時の謎ジャンプは克服できたかな。ゲーム中はどこまでが真意なのか見破ることが結局できなくて、裏切る度にジュードとともに驚いていた口です。
最終決戦前夜ではまさかのキスをプレゼントされ「子供ばかりが大人になっていく」とぼやいていたのが印象的でした。ジュード編でここらへん何があったのかわかるのかな。
ただ一つカルバンクからの脱出時にマナを注入するときなんで出来たのかが不思議。
まぁ、愛すべき嫌われ者ってやつですね(笑)
性能:
リンクサポートが優秀です。操作キャラにするよかリンクサポートに徹してもらいたい感じ。チャージを安全にするために後半以降も魔神剣はニュートラルポジションを独占しています。
歴代技が数多く揃っているだけあって重量級キャラなのに使いやすいってのはいいね。お気に入り共鳴術技は衝破十文字とフェイタルサーキュラー
d.エリーゼ・ルタス&ティポ
キャラ:
何かにつけて可愛いんだよ、こんちくしょーめ。特にグレ期はやばかったです。
ジュード編でないと加入までの流れがよくわからないのですが、最初はジュードを慕っていたのが次第にミラに移っていった感じがあって「ジュード・・・」ってなった。中盤あたりに(笑)
成長期で食べ盛りなことがわかるチャットがえらく可愛かった。食べ物に関してはミラに負けず劣らずといったところか。張り合うのか。
ティポについてはほんとにエリーゼの気持ちを代弁するぬいぐるみとわかってからは言葉の二面性が面白くって仕方がない。ティポとエリーゼって言い方の違いこそ極端だけどに一時を除けば意見が噛み合わないことってないんですよね。何かしゃべれば必ず頷く。漫画のネタとしてはかなりおいしい気がします。
増霊極の性質を知ったからなのか、EDでひっそりとお別れを告げるとこが印象に残りました。
性能:
回復術のエキスパートは伊達じゃないです。きっちり回復してくれるのでパーティの生存率を高める上では必要でした。術が全部闇系とかなってるのが末恐ろしい・・・
ローエンと二人で固定砲台にすると単体なら強敵相手でも一方的に屠ってしまう性能。
実はティポ系の技はまだあまり堪能していません。これからいろいろと触って楽しんでみたいと考えています。
e.ローエン・J・イルベルト
キャラ:
前作グレイセスの教官が教官だったので、またネタい人なのかと期待と不安が同時に襲いかかってきたとんでもない人。(とんでもないのはお前だろ)
結果は朗らかで物腰の柔らかい人でした。でも意外と無茶はする。年齢的にはこれでもパーティ最年長になれないあたりがなんともいえない。(テイルズでそこらへん突っ込むのもどうかと思いますが)ミラに撫でられてるスキットはなんともいえない思いでした。
ナハティガルとの因縁についてはもう少し詳しく知りたかったなぁ。イベント逃したかな?
決戦前夜の「最前列で皆を引っ張るのです」という台詞が好き。いると安心感のある人って意味では近年のはじけまくった大人達のなかで非常に安定しいているキャラだとおもいました。
性能:
相変わらずタイダルウェーブの鬼性能と来たら・・・
一回使うだけでリンクゲージたまるわ、敵は殲滅できるわと強すぎですね(笑)
秘奥義のグランド・フィナーレって確かノーマの没秘奥義といわれていた気が。すごくキャラにあっていると思ったので嬉しい限り。ただやっぱりちょっと防御が甘いせいか押されているときは戦闘に出しづらいかなと。
f.レイア・ロランド
キャラ:
個人的に「結果は出なくても努力することが大切」なのか「何が何でも結果を出そうとすることが大切なのか」という悩みは非常に共感できるものでした。最初の鉱山でかなり早い段階でへばってたり、ジュードに病気のことを心配されたりとしてたため、実は持病持ちと疑ってかかってました。ごめんなさい。
ティポに毒舌吐かれて傷ついたり、アグリアの言葉に心を痛めたりと何気に精神的に一番きつかった。共感できる部分が多かっただけ余計に。頑張ってるし頑張って欲しいと応援したくなるキャラクターだと思います。
性能:
多分一番使ってる気が(笑)もう少し空中で色々できるようにして欲しかったかな。月牙・鷹とか欲しい。
その割には活神棍術はイマイチ活用できず。なぜかうまくいかないのが悩み。共鳴術技でお気に入りは水月烈破と風塵瞬牙のチェイン。あとエレメント4、衝破十文字。
g.ラ・シュガル
ナハティガル王はもう少し活躍して欲しかったかな。殺すには惜しい人物だった気がします。王座の奥に通路が普通に繋がっていたことがなんとなく悲しい。前座?いいえ、王様です。
ハウス教授は今回一番悲劇の人物なんじゃないかと。何故検体に彼を選んだよ?霊力野が発達してそうだから?
クレインとドロッセル。新たな死亡フラグができましたな(ヤメロ
ドロッセルは感じが良かったのもありますが、ワイバーン墜落時の馬の医師にワイバーンの治療を頼んでいる姿がかわいらしかったです。
h.ア・ジュール
ガイアスさんは、戦場で出会ったときの衝撃と言ったら・・・勝ったけど
ラスボスとしての風格は備えているけど、ラスボスという立ち位置に居座るキャラでは絶対にないですよね。
四象刃の皆さんは何かと面白かったです。パンモロのアグリアお嬢とかひたすら中二病言動を繰り出すウインガるさんとか。プレザは・・・よくわからん。ジャオさんは破格の活躍っぷりでしたね。ストーリー上で4VS4で闘うことになると思いきや・・・
イバルは良かった。ありとあらゆる意味で。シンフォニアで例えると主人公の器は持っていると思われます。ワルターっぽくなるかと思いきや似て非なるものでしたね。
あとはワイバーンの人とか、そのお嫁さん。なんとなーく昼ドラなものを感じました(失礼)
i.アルクノア
ナハさんの後ろのやけに顔の濃ゆい人。・・・ジラルドだっけ。
わざわざ髪上げて悪者っぽさ演出してたけど、それ絶対に必要無いよね!?
j.精霊
ミラ編のお楽しみ要素かと。イフリートとウンディーネの唐突なショートチャットに腹筋を持ってかれました。
イフリート「熱くなるなよ」 ウンディーネ「お前が言うな」
k.その他
レイアとジュードの師匠はもっと全面に出して欲しかったなー。ガイアスのお城でのジュードとレイアのナチュラルな取り乱しっぷりが受けました。あと主婦に説教される老人(軍人)や女性(精霊)
3:戦闘 ★★★★☆
a.基本
戦闘システムについてはほとんど不満点は出てこないかな。色々とやりやすくなっていて今作も順当に成長してるなと思わせる出来。アラステは正直導入して欲しかったが・・・(似たものがスキルに一応ある)
b.リンクシステム
使いやすい。便利。楽しい。と、今作の象徴としての役割は十分に果たしているんじゃないかと。
とりあえずリンクしておけば0kと思えるのは素晴らしい。詠唱をするならリンクして置いた方がなにかと便利。どうしても反対側に回り込もうとするからボス戦では無駄に動き回ってしまい反撃を喰らっている感じがあったけど、各種サポートスキルは十分戦闘の役に立っていると実感できるくらいに働いてくれるからメリットも感じやすいのが良い。
c.共鳴術技
爽快感抜群でした。エレメント4がお気に入り。カメラアングル、モーション、エフェクトそのどれもが高水準にまとまっていて出せるなら出したくなる。段階的にゲージが溜まっていくのもなんだか良い。
ただ今作のOVLの仕様がイマイチ。共鳴術技チェインをしてほしいのか、チェインをせず単発で殴りに行って欲しいのか、秘奥義も共鳴術技チェインから派生させることができないのも現時点では意味不明(スキルがあるのかも)
d.CPU
回復行動に入るときに一度距離をとろうとする。範囲系の回復術が発動するとその範囲に入ってこようとする。今までいろいろと言われてきたCPUの行動もかなり改善されてきてる印象を受ける。
オートアイテムのリアクションがとんでもなく早く、ライフボトルを設定しておくと戦闘不能になったことに気付かないときがちらほら。全体的に即時的なリアクションをとることが多くなって賢くなった印象。作戦は今回あんまりいじっていないのでノーコメです
e.敵
今回から人間系の敵はよくよくアイテムを使ってくるようになった。これがすごくウザい。単調な攻撃を仕掛けようとするとバックステップでうまく避けられてしまったりと、良い感じで手強くなってきている印象。敵のグラフィックもかなり良くなっており、アックスビークあたりは最初目を疑うこととなりました。
ボス戦は相手もコンボで応戦したり、素早く接近してきたりと普通にプレイする分には単調なヒットアンドアウエイを許してくれないため非常に面白かった。
共鳴術技を駆使してくるボスもおり、その技によってなんども窮地に追い込まれることとなる。楽しい。
気になったのはやっぱりアイテム使って来る頻度。残りわずかのところから沈めるのに苦労するようになる。コンボ抜けが多いのと相まって、長期戦になるボス戦闘が多かった印象があったのが唯一残念。
発想自体は好きだけどね。敵がアイテム。いいじゃん。
4:システム ★★★★☆
a.全体
クイックロードの導入、シンプルなメニュー構造は洗練されたテイルズならでは。ライブラリの項目でアイテム図鑑からモンスター図鑑に一瞬で飛べるなど細かい配慮はやはり嬉しい。イベントチャートが追加されていることでサブイベントの管理がしやすくなったのが今回から追加されたシステムとしてはかなり便利に感じた。ヴェスペリアにてジュディスの槍イベントなど、時限&複数回こなさないといけないイベントは今まで順調にイベントが進んでいるかわからなかったため、攻略本を片手にプレイしているときでもストレスを感じることがあった。称号システムについてはグレイセスでやり過ぎた反動からなのか、今回はずいぶん主張しないシステムになったなと思う。個人的にはキャラクター毎の個性を反映してくれる称号が好きだったので、この点は残念に思う。(××料理人やスケベ大魔王の称号などシリーズ恒例の要素は欲しかった)
ア イ テ ム の 説 明 欄 な ぜ な く し た 。(へんてこなあのノリが好きだったのに)
b.成長システム
リリアルオーブは現在二枚目でこれ以上成長しないところまで広げてある。二枚あるならもう一枚くらいあると思っていたので、若干不足を感じた。もう少しスキルや術技は欲しかったかも。
それ以外の点では、まだ一週目なので計画的に育てることは考えず、新しい術技の習得を最優先して育てていったのだけれど、うまい具合にバランス良く成長したなと思う。必須スキルの設定によるリードがうまく行われていたのは良かった。自由度も高く、こまめに成長させるのが苦手なようならオートに頼ることができるあたりにも配慮が行き届いている。
レベルアップによる成長は・・・・(確認していないけど)ないみたいで、レベル1プレイなどのやり込みが簡単に楽しめるようになっているのは良いんじゃないかな。この辺は正直やってみて初めてわかることだと思う。
c.ショップビルド
今回資金不足に序盤から中盤にかけてとんでもなく悩まされた。その原因は素材を売らないでショップのレベルを上げることに従事していたからに他ならない・・・と思う。思い返すとショップ覗く度にのこまめにレベル上げやってた。金銭のやりくりはRPGの醍醐味の一つだと思うので良かったかなと。
ちょっとよろしくなかったのは、システムの都合上どのお店行っても買えるものが同じになってしまっていること。パルマコスタでパルマコスタワインを買うとかその町だからこそのアイテムがなかったのは残念。
D2チームのシステムは洗練されてるけど洗練されすぎてて、無駄や遊び心がちょっと欠けてるのが欠点かなーと思ったり。
d.フィールドマップ
今作で特に見違えたなと思ったところ。等身が上がったことによって街やフィールドの見映えは確実に良くなってる。どの街も生活感や街としての広大さを感じさせる仕掛けがあって実際に行ってみたいと思えるのは素直に凄いと思う。余談だけど、エレンピオスの街の街頭が二つの丸い光で表されているのはテセアラとシルヴァラントをモチーフにしてるのかなと思った。すごく良い。
アイテムのポイントを探すためにあっちこっちカメラをぐるぐる動かして気がついたら画面の端にたどり着いてたとか、移動を感じさせない良いシステムだなと思った。グラフィックをとことん楽しむこともできて一石二鳥で◎
でもアイフリードの宝はちょっと無理がないか・・・?少なくともあの置き方だと宝ではない。仕方ないかもだけど時代の整合性の取れないものもあったし。
e.チャット
ロングチャットはいつもどーりだったので置いとくとして、ショートチャットがかなりの良システム。キャラの反応が直に返ってくるから、退屈なはずの移動が退屈にならなくてむしろどこかにトリガーがないかと探してしまうくらい。四大や一部の同行キャラにもショートチャットがあり、今まで空気になりがちだったNPCの同行キャラの存在を感じ取れたのも良い。ウッドロウさん・・・
f.料理
毎回料理するくらいなら回数付き効果アイテムにしてしまえというのがD2チームの発想らしいなと思った。Iで既にあったけど。ただせっかくこうしたシステムにしたのだから並や特で表現せず、それこそシリーズ最大数の料理を登場させて欲しかったかなと思う。ボス戦前の竜田巻きおいしいです。
変を通り越した奇怪な名前の料理にはせめてもう少し説明が欲しかった。納豆イカスミパフェ級に変。
g.その他(歴代)
・・・歴代要素があんまり見あたらない?エンディングに出演作品欄にP~Sまで載っていたから何かしたあるのか?闘技場もまだ数回しかプレイしていませんが、歴代参戦無しという話も聞いたので際限なく不安。
今までお遊び的にあった歴代要素に全然気づけていないのにすごく違和感を感じてます。
チャットプレイヤーもねこにんの里的なとこではなくメニューに併合されており、これはもしやという不安がぬぐえない現状。これ書き終わったら色々と情報収集しに行きますが、ファンサービスは今までの作品の中ではかなり少ない部類かと。(仮にも15周年記念作品なのに)
今のところはこんな感じです。
a.第一部 王都イル・ファン~ル・ロンドまで
ゲーム開始と同時にコンフィグ→アニメーションという流れに戸惑いつつも、アニメーションの出来に思わず感嘆の声を上げてしまいました。ゲーム前半はミラのペースでぐんぐん進んでいく感じが良かったかと。
あんなにテンポ良く次へ進もうとする主人公は珍しいですよね。大抵なにかしらの事件に巻き込まれる。特に長髪黒髪のそこのあなた。
カラハ・シャールではクレインの最期がどのようなものだったのかが気がかりかなー。これはジュード編で明らかになると思います。こちらではビー玉の由来がわかりますね。お買い物に付き合わされるミラが面白かった。アルヴィンはもう裏切るのかとびっくりしました。序章に過ぎませんでしたが。
要塞後のミラの足が動かなくなるという展開は正直かなり衝撃的なものでした。うまくPVではうまく隠してたんですね。それでも進もうとするミラには脱帽です。
足を治そうとジュードと馬に乗ったミラが旅だったあと、割とシリアスなシーンだったのにおしりのせいで大変なシーンへと早変わりしましたね(笑) 家の中で一人「えー」ってなってました。
そのあとのイバルとの小競り合い。集中回避したあとのイバルの挙動がギャグ過ぎです。
b.第二部 ル・ロンド海停~アルクノア出現まで
闘技場にてアルクノアの話。ガイアスの登場。またしても裏切るアルヴィン。ティポの秘密。ナハさん。そして戦争へ。展開が早くてストーリーが面白く感じる中盤の山場。
劇中ムービーのクオリティがガチでやばかったです。あれはすごい。是非ともまたみたいです。
黒筺は問答無用で破壊するミラのスタンスはこのあたりでは特に疑問に思うものではなかったですね。もう少し早く説明しておいて欲しかったかなとは思いますが。
ティポの秘密に関するイベントではアルヴィンの行動が興味深かったかな。あとティポのデータ奪い返すことはもう少しやって欲しかったかと思いました。そのあとのグレエリーゼはかわいい。
あと戦争イベントはなかなかに熱かったです。雑魚やボスとの連戦にガイアスと、あれで燃えなかったら嘘です。
最期のアルクノアの襲来。やっぱり星喰みよりも異世界の生命体よりも異世界の人間が一番怖いと感じるかも。ガイアスの剣舞は必見です。
c.第三部 ミラの目覚め~マクスウェル撃破まで
この辺からミラの様子が変わってきますね。失敗したり戸惑ったりするとことは新鮮でしたし、良い描写だなと思いました。ジュードと合流してみるとちゃっかり精霊と契約してるって(笑) ミュゼはミラ編だとあまりに唐突に仲間になってくるので違和感がばりばりでしたね。まずどうやって出会ったのかもわからないですし。
ジラルドの撃破と精霊セルシウスの撃破。かなり楽しかった。ショートチャットを使ったマップ内の敵出現変更がそれっぽくて良かった。そのあとの、ジュードを失望させたくないというミラの自殺、精霊界への突入。
精霊界はジュード編だとまず来れないかな?ここでしか戦えない敵が多い上に多分戻れない?急ぎ気味で突破してしまったので、結構後悔している部分があります。
マクスウェル戦直前、なぜあそこにジュード達がいるのかというのは気になりました。あとシェルの話全般。
ちょっと置いてけぼりを喰らっている気分です。
あ、それとエターナルソードキター。空間と時間の剣と来たらまず間違いないでしょう。実際に名はない剣だとは思いますが、それでもなかなか良い展開を考えるものだと思いましたねー
d.第四部 エレンピオス到着~EDまで
さて、問題の第四部。それまでの面白いストーリーから説明不足によりちょっと納得のいかない部分が出て来ます。
エレンピオスの街で繰り広げられる住人達の会話がすごく痛い。耳に痛い。まんま今の日本に被せてきてるねー。エネルギーがより残酷なものに代わってるけど、考えさせられるものはあると思う。
ミラの知らないところでアグリアとプレザが死亡してる?アルヴィンとレイアの仲が悪くなってる?多分ミラのいない間に結構多くのイベントが行われていたように思います。それでもってジュードの急激な成長。ミラが引っ張られていく側に。ミラ編では語られていないことがあまりに多く、色々と驚かされることに。
ジュードとミラの黒筺に対する主張の変化はなぜ?黒筺を破壊しきることは不可能というジュードの考えはわからなくもないですが、そうした結論がどこから出てくるのかは詳しくはわからかった。ミラの場合護るべき対象がリーゼ・マクシア人だけでなくエレンピオス人まで含まれるようになったから、単純に黒筺を排斥する考えが失せたのかなと思ったので納得いきましたけど。やっぱりそれでもちょっと説明不足かなと。
オリ“ジン”の可能性、言葉のあやかけが面白いです。ザピィ・・・?
最終決戦前夜は絵師組+主人公組な感じ。どれも印象深い会話だと思います。エリーゼに何があったかすごくきになりますが。
そしてラスボス。演出が・・・・(汗)もう少しどうにか出来なかったのかなと思ってしまう。
ラスボス戦は小細工なしの真剣勝負だから楽しいと思うのだけどねー。VP2のラスボスみたく主人公しかまともにダメージ与えられないとか、ストーリーとしてはともかくゲームとしてはどうなのよと思う人間の主張。
バトル自体はやりごたえあったけれど、ミュゼのしつこさが少々アレでした。
あと恒例の主題歌アレンジはどこ?
e.ストーリー総評
ゲーム中盤から第三部までのストーリーは個人的に歴代でも屈指の展開だったかと思います。
ただ最期の方の展開とラスボスがいかんせん・・・あの人風格だけは立派にラスボス張れるけど、人格者過ぎてラスボス張るには何か足りない。後半はマクスウェルの真意やミュゼの行動、ガイアス周辺や黒筺についての説明不足が目立つため、最初にミラを選ぶのはあまりオススメできないかもしれません。ED直前で置き去りにされてる感じを味わうよりかはジュード編の補完としてやっとほうが楽しめるかもしれませんね。
あとは、シリーズ恒例の要素が少し足りてなかったかな。ジュード編であるのかな。重要な意味を持つ一騎打ちイベント。主題歌アレンジ。
2:キャラクター ★★★★★
a.ミラ・マクスウェル
キャラ:
初の精霊キャラ&金髪の女剣士がパーティインというがお初づくしで興味たっぷりでした。
人間の感覚に近くなってしまったり、四大を失ったり、身体が動かなくなってしまったりしてもすさまじい意志で前半はストーリーを引っ張っていく存在でしたのでかっこよかったです。特に要塞に連行されたときの一連のイベントは精霊という異質さと意志の力が存分に現れていたためお気に入りです。まさか一人特攻するとはおもわなんだ。マクスウェルなのに、四大の力を失っただけで人間と同等になってしまったり妙に過去の知識に偏りがあるところに違和感を感じていましたが、そこのところは正体を知って納得。
自身が人間に近い感情になっていくことを自覚し始める中盤以降の描写が細かく、特に違和感や矛盾を後半に抱え込むようになる描写は秀逸でした。これはミラ編でないとわからない部分かな。
あとは妙なとこで天然を発揮したり、腹ぺこキャラを地でいったりと自分が好きになれる要素はたくさんあったかなと。サブイベント関係で子供姿のミラとか見てみたかったかなと思いました。
性能:
適当にぶっぱしてればなんとかなる程度に協力な術技に恵まれているあたりはやはり主人公かと。四大まで扱えるようになると技の割り振りに悩みますね。固有能力の魔技はシュートカットではうまく使い分けできないため×ボタン配置にしてあります。想像するだけでいろんなことができそうなので、今後に期待です。
TPがすぐになくなってしまうのはお約束(自分だけ?)
b.ジュード・マティス
キャラ:
一応事前にOPが流れるとこまでジュード編もプレイしていたので流れはわかりますが、最初の登場の仕方がかなり唐突(笑)
もう片方の主人公ということで、結構離脱する印象が強いかな。傭兵さんには敵いませんが。前半はかなり影が薄かったかな。エリーゼが加入したあたりから主張したいこと(おせっかい)が見え始めてきました。
何かと頬を染めることが多かったなとか余計なことばかり覚えてしまっている。何か思い詰めてたかと思うと、そのあとには何かしら提案を入れてくるあたりの心境の変化は是非プレイして知りたい。レイア加入周辺のイベント、特にイバル戦はジュード操作をこちらでもすることになるとは思っていなかったので意外だった。
マクスウェル戦後から急激に印象が変わってミラを逆に引っ張っていく感じになったあたりが一番気になります。そのあとのチャットでぽろっと話に出たけどなにやら凄いことになっていそうな印象を受けました。
性能:
楽しい。とにかく楽しいです。集中回避がうまく決まるとこれがなかなかに爽快。色んな相手に試したくなります。ただ、乱戦時たまに見失う。あと輪舞旋風がかなり強性能で驚いた。良かったねセネル(?)お気に入りの共鳴術技は飛天翔星駆と絶風刃かな。
c.アルヴィン
キャラ:
発売前から色々と言われていましたけど、なかなか予想通りで面白かったです。ローエンに大人になりきっていない子供と評されたのには思わず笑ってしまった。あと歴代ダントツの裏切り回数。ネタキャラとしての需要はもう十分ですね。とりあえず子供を側におくと悪影響がすごそうです。頑張れエリーゼ。
王都イル・ファンから最初の乗船の疾走感が良い。ヴェスペリアの時の謎ジャンプは克服できたかな。ゲーム中はどこまでが真意なのか見破ることが結局できなくて、裏切る度にジュードとともに驚いていた口です。
最終決戦前夜ではまさかのキスをプレゼントされ「子供ばかりが大人になっていく」とぼやいていたのが印象的でした。ジュード編でここらへん何があったのかわかるのかな。
ただ一つカルバンクからの脱出時にマナを注入するときなんで出来たのかが不思議。
まぁ、愛すべき嫌われ者ってやつですね(笑)
性能:
リンクサポートが優秀です。操作キャラにするよかリンクサポートに徹してもらいたい感じ。チャージを安全にするために後半以降も魔神剣はニュートラルポジションを独占しています。
歴代技が数多く揃っているだけあって重量級キャラなのに使いやすいってのはいいね。お気に入り共鳴術技は衝破十文字とフェイタルサーキュラー
d.エリーゼ・ルタス&ティポ
キャラ:
何かにつけて可愛いんだよ、こんちくしょーめ。特にグレ期はやばかったです。
ジュード編でないと加入までの流れがよくわからないのですが、最初はジュードを慕っていたのが次第にミラに移っていった感じがあって「ジュード・・・」ってなった。中盤あたりに(笑)
成長期で食べ盛りなことがわかるチャットがえらく可愛かった。食べ物に関してはミラに負けず劣らずといったところか。張り合うのか。
ティポについてはほんとにエリーゼの気持ちを代弁するぬいぐるみとわかってからは言葉の二面性が面白くって仕方がない。ティポとエリーゼって言い方の違いこそ極端だけどに一時を除けば意見が噛み合わないことってないんですよね。何かしゃべれば必ず頷く。漫画のネタとしてはかなりおいしい気がします。
増霊極の性質を知ったからなのか、EDでひっそりとお別れを告げるとこが印象に残りました。
性能:
回復術のエキスパートは伊達じゃないです。きっちり回復してくれるのでパーティの生存率を高める上では必要でした。術が全部闇系とかなってるのが末恐ろしい・・・
ローエンと二人で固定砲台にすると単体なら強敵相手でも一方的に屠ってしまう性能。
実はティポ系の技はまだあまり堪能していません。これからいろいろと触って楽しんでみたいと考えています。
e.ローエン・J・イルベルト
キャラ:
前作グレイセスの教官が教官だったので、またネタい人なのかと期待と不安が同時に襲いかかってきたとんでもない人。(とんでもないのはお前だろ)
結果は朗らかで物腰の柔らかい人でした。でも意外と無茶はする。年齢的にはこれでもパーティ最年長になれないあたりがなんともいえない。(テイルズでそこらへん突っ込むのもどうかと思いますが)ミラに撫でられてるスキットはなんともいえない思いでした。
ナハティガルとの因縁についてはもう少し詳しく知りたかったなぁ。イベント逃したかな?
決戦前夜の「最前列で皆を引っ張るのです」という台詞が好き。いると安心感のある人って意味では近年のはじけまくった大人達のなかで非常に安定しいているキャラだとおもいました。
性能:
相変わらずタイダルウェーブの鬼性能と来たら・・・
一回使うだけでリンクゲージたまるわ、敵は殲滅できるわと強すぎですね(笑)
秘奥義のグランド・フィナーレって確かノーマの没秘奥義といわれていた気が。すごくキャラにあっていると思ったので嬉しい限り。ただやっぱりちょっと防御が甘いせいか押されているときは戦闘に出しづらいかなと。
f.レイア・ロランド
キャラ:
個人的に「結果は出なくても努力することが大切」なのか「何が何でも結果を出そうとすることが大切なのか」という悩みは非常に共感できるものでした。最初の鉱山でかなり早い段階でへばってたり、ジュードに病気のことを心配されたりとしてたため、実は持病持ちと疑ってかかってました。ごめんなさい。
ティポに毒舌吐かれて傷ついたり、アグリアの言葉に心を痛めたりと何気に精神的に一番きつかった。共感できる部分が多かっただけ余計に。頑張ってるし頑張って欲しいと応援したくなるキャラクターだと思います。
性能:
多分一番使ってる気が(笑)もう少し空中で色々できるようにして欲しかったかな。月牙・鷹とか欲しい。
その割には活神棍術はイマイチ活用できず。なぜかうまくいかないのが悩み。共鳴術技でお気に入りは水月烈破と風塵瞬牙のチェイン。あとエレメント4、衝破十文字。
g.ラ・シュガル
ナハティガル王はもう少し活躍して欲しかったかな。殺すには惜しい人物だった気がします。王座の奥に通路が普通に繋がっていたことがなんとなく悲しい。前座?いいえ、王様です。
ハウス教授は今回一番悲劇の人物なんじゃないかと。何故検体に彼を選んだよ?霊力野が発達してそうだから?
クレインとドロッセル。新たな死亡フラグができましたな(ヤメロ
ドロッセルは感じが良かったのもありますが、ワイバーン墜落時の馬の医師にワイバーンの治療を頼んでいる姿がかわいらしかったです。
h.ア・ジュール
ガイアスさんは、戦場で出会ったときの衝撃と言ったら・・・勝ったけど
ラスボスとしての風格は備えているけど、ラスボスという立ち位置に居座るキャラでは絶対にないですよね。
四象刃の皆さんは何かと面白かったです。パンモロのアグリアお嬢とかひたすら中二病言動を繰り出すウインガるさんとか。プレザは・・・よくわからん。ジャオさんは破格の活躍っぷりでしたね。ストーリー上で4VS4で闘うことになると思いきや・・・
イバルは良かった。ありとあらゆる意味で。シンフォニアで例えると主人公の器は持っていると思われます。ワルターっぽくなるかと思いきや似て非なるものでしたね。
あとはワイバーンの人とか、そのお嫁さん。なんとなーく昼ドラなものを感じました(失礼)
i.アルクノア
ナハさんの後ろのやけに顔の濃ゆい人。・・・ジラルドだっけ。
わざわざ髪上げて悪者っぽさ演出してたけど、それ絶対に必要無いよね!?
j.精霊
ミラ編のお楽しみ要素かと。イフリートとウンディーネの唐突なショートチャットに腹筋を持ってかれました。
イフリート「熱くなるなよ」 ウンディーネ「お前が言うな」
k.その他
レイアとジュードの師匠はもっと全面に出して欲しかったなー。ガイアスのお城でのジュードとレイアのナチュラルな取り乱しっぷりが受けました。あと主婦に説教される老人(軍人)や女性(精霊)
3:戦闘 ★★★★☆
a.基本
戦闘システムについてはほとんど不満点は出てこないかな。色々とやりやすくなっていて今作も順当に成長してるなと思わせる出来。アラステは正直導入して欲しかったが・・・(似たものがスキルに一応ある)
b.リンクシステム
使いやすい。便利。楽しい。と、今作の象徴としての役割は十分に果たしているんじゃないかと。
とりあえずリンクしておけば0kと思えるのは素晴らしい。詠唱をするならリンクして置いた方がなにかと便利。どうしても反対側に回り込もうとするからボス戦では無駄に動き回ってしまい反撃を喰らっている感じがあったけど、各種サポートスキルは十分戦闘の役に立っていると実感できるくらいに働いてくれるからメリットも感じやすいのが良い。
c.共鳴術技
爽快感抜群でした。エレメント4がお気に入り。カメラアングル、モーション、エフェクトそのどれもが高水準にまとまっていて出せるなら出したくなる。段階的にゲージが溜まっていくのもなんだか良い。
ただ今作のOVLの仕様がイマイチ。共鳴術技チェインをしてほしいのか、チェインをせず単発で殴りに行って欲しいのか、秘奥義も共鳴術技チェインから派生させることができないのも現時点では意味不明(スキルがあるのかも)
d.CPU
回復行動に入るときに一度距離をとろうとする。範囲系の回復術が発動するとその範囲に入ってこようとする。今までいろいろと言われてきたCPUの行動もかなり改善されてきてる印象を受ける。
オートアイテムのリアクションがとんでもなく早く、ライフボトルを設定しておくと戦闘不能になったことに気付かないときがちらほら。全体的に即時的なリアクションをとることが多くなって賢くなった印象。作戦は今回あんまりいじっていないのでノーコメです
e.敵
今回から人間系の敵はよくよくアイテムを使ってくるようになった。これがすごくウザい。単調な攻撃を仕掛けようとするとバックステップでうまく避けられてしまったりと、良い感じで手強くなってきている印象。敵のグラフィックもかなり良くなっており、アックスビークあたりは最初目を疑うこととなりました。
ボス戦は相手もコンボで応戦したり、素早く接近してきたりと普通にプレイする分には単調なヒットアンドアウエイを許してくれないため非常に面白かった。
共鳴術技を駆使してくるボスもおり、その技によってなんども窮地に追い込まれることとなる。楽しい。
気になったのはやっぱりアイテム使って来る頻度。残りわずかのところから沈めるのに苦労するようになる。コンボ抜けが多いのと相まって、長期戦になるボス戦闘が多かった印象があったのが唯一残念。
発想自体は好きだけどね。敵がアイテム。いいじゃん。
4:システム ★★★★☆
a.全体
クイックロードの導入、シンプルなメニュー構造は洗練されたテイルズならでは。ライブラリの項目でアイテム図鑑からモンスター図鑑に一瞬で飛べるなど細かい配慮はやはり嬉しい。イベントチャートが追加されていることでサブイベントの管理がしやすくなったのが今回から追加されたシステムとしてはかなり便利に感じた。ヴェスペリアにてジュディスの槍イベントなど、時限&複数回こなさないといけないイベントは今まで順調にイベントが進んでいるかわからなかったため、攻略本を片手にプレイしているときでもストレスを感じることがあった。称号システムについてはグレイセスでやり過ぎた反動からなのか、今回はずいぶん主張しないシステムになったなと思う。個人的にはキャラクター毎の個性を反映してくれる称号が好きだったので、この点は残念に思う。(××料理人やスケベ大魔王の称号などシリーズ恒例の要素は欲しかった)
ア イ テ ム の 説 明 欄 な ぜ な く し た 。(へんてこなあのノリが好きだったのに)
b.成長システム
リリアルオーブは現在二枚目でこれ以上成長しないところまで広げてある。二枚あるならもう一枚くらいあると思っていたので、若干不足を感じた。もう少しスキルや術技は欲しかったかも。
それ以外の点では、まだ一週目なので計画的に育てることは考えず、新しい術技の習得を最優先して育てていったのだけれど、うまい具合にバランス良く成長したなと思う。必須スキルの設定によるリードがうまく行われていたのは良かった。自由度も高く、こまめに成長させるのが苦手なようならオートに頼ることができるあたりにも配慮が行き届いている。
レベルアップによる成長は・・・・(確認していないけど)ないみたいで、レベル1プレイなどのやり込みが簡単に楽しめるようになっているのは良いんじゃないかな。この辺は正直やってみて初めてわかることだと思う。
c.ショップビルド
今回資金不足に序盤から中盤にかけてとんでもなく悩まされた。その原因は素材を売らないでショップのレベルを上げることに従事していたからに他ならない・・・と思う。思い返すとショップ覗く度にのこまめにレベル上げやってた。金銭のやりくりはRPGの醍醐味の一つだと思うので良かったかなと。
ちょっとよろしくなかったのは、システムの都合上どのお店行っても買えるものが同じになってしまっていること。パルマコスタでパルマコスタワインを買うとかその町だからこそのアイテムがなかったのは残念。
D2チームのシステムは洗練されてるけど洗練されすぎてて、無駄や遊び心がちょっと欠けてるのが欠点かなーと思ったり。
d.フィールドマップ
今作で特に見違えたなと思ったところ。等身が上がったことによって街やフィールドの見映えは確実に良くなってる。どの街も生活感や街としての広大さを感じさせる仕掛けがあって実際に行ってみたいと思えるのは素直に凄いと思う。余談だけど、エレンピオスの街の街頭が二つの丸い光で表されているのはテセアラとシルヴァラントをモチーフにしてるのかなと思った。すごく良い。
アイテムのポイントを探すためにあっちこっちカメラをぐるぐる動かして気がついたら画面の端にたどり着いてたとか、移動を感じさせない良いシステムだなと思った。グラフィックをとことん楽しむこともできて一石二鳥で◎
でもアイフリードの宝はちょっと無理がないか・・・?少なくともあの置き方だと宝ではない。仕方ないかもだけど時代の整合性の取れないものもあったし。
e.チャット
ロングチャットはいつもどーりだったので置いとくとして、ショートチャットがかなりの良システム。キャラの反応が直に返ってくるから、退屈なはずの移動が退屈にならなくてむしろどこかにトリガーがないかと探してしまうくらい。四大や一部の同行キャラにもショートチャットがあり、今まで空気になりがちだったNPCの同行キャラの存在を感じ取れたのも良い。ウッドロウさん・・・
f.料理
毎回料理するくらいなら回数付き効果アイテムにしてしまえというのがD2チームの発想らしいなと思った。Iで既にあったけど。ただせっかくこうしたシステムにしたのだから並や特で表現せず、それこそシリーズ最大数の料理を登場させて欲しかったかなと思う。ボス戦前の竜田巻きおいしいです。
変を通り越した奇怪な名前の料理にはせめてもう少し説明が欲しかった。納豆イカスミパフェ級に変。
g.その他(歴代)
・・・歴代要素があんまり見あたらない?エンディングに出演作品欄にP~Sまで載っていたから何かしたあるのか?闘技場もまだ数回しかプレイしていませんが、歴代参戦無しという話も聞いたので際限なく不安。
今までお遊び的にあった歴代要素に全然気づけていないのにすごく違和感を感じてます。
チャットプレイヤーもねこにんの里的なとこではなくメニューに併合されており、これはもしやという不安がぬぐえない現状。これ書き終わったら色々と情報収集しに行きますが、ファンサービスは今までの作品の中ではかなり少ない部類かと。(仮にも15周年記念作品なのに)
今のところはこんな感じです。
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